フリーターでもできるおすすめの投資方法3選!時間を味方につけて資産を増やそう
資産を増やしたいけど、フリーターでもできる投資ってないかな?
お金を複利で増やしてFIREしたいな!
老後のために今からお金を蓄えておきたい
こんな悩みを解決できる記事を書きました!
僕も長い間フリーター時代を過ごし、お金の運用などまったくしてきませんでした。しかし、投資を始めたところ、わずかですが資産が約1.5倍にまで増えたのです。
この記事を見ていただければ、今まで投資の経験がないあなたでもリスクを少なく、資産を増やす方法がわかるでしょう。記事の前半ではなぜ投資をしたほうがいいのか?後半ではおすすめの投資方法はどんなものがあるのかを解説します。
眠っている資産がある方は、紹介する方法を参考にぜひ投資を始めてみてください。
フリーターで働き続けるとおこる5つのリスク
フリーターは正社員に比べて仕事の責任が緩い、シフト面での自由があるなどの反面、以下のようなリスクがあります。
- 収入が上がらない
- 社会的な信用が低い
- 突然解雇される可能性がある
- 老後の為の貯蓄ができない
- 退職金がない
順番に解説しましょう。
収入が上がらない
一番大きなリスクとしては収入が低いということでしょう。フリーターには昇給、賞与、退職金の仕組みがほとんどないからです。正社員並みに働いていると支給されることもありますが、そのようなケースは少ないと思います。フリーターとして長く働けば働くほど、収入面では不利ということになるでしょう。
参考:厚生労働省|令和5年賃金構造基本統計調査の概況 第6-1表
資料を見るとわかるように、正社員以外の形態では給与にほとんど伸びがありません。
社会的な信用が低い
次に社会的な信用面です。一概には言えませんが、正社員勤めの人に比べると不動産購入時などの高額なローン審査に通りにくくなります。将来的にマイホームをもちたいという人はいろいろ計画が必要ですね。
突然解雇される可能性がある
会社の経営上の都合で、解雇される場合があるというリスクもあります。
会社にとっていなくてはならない人材であれば、辞められたら困りますが、アルバイトやパートであれば替えがきくことがほとんどのはずですので、会社都合で解雇される可能性は正社員と比べると高いといえるでしょう。
老後の為の貯蓄ができない
収入が上がらないため、老後のための蓄えができないこともリスクのひとつです。
引用:総務省|図1 65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)の家計収支-2023年-
総務省の調査によると、65歳以上の夫婦の1カ月の平均支出は250,959円だそうです。100歳まで生きた場合、35年間で約1億600万円必要になる計算です。すごい数字ですよね!そもそもこの統計では、住居費がほとんどかかっていないことから持ち家の家庭の場合が想定されています。賃貸に入居する場合は、もう少し支出がかかるようになるでしょう。
もちろん年金の収入を老後の費用に充てていくわけですが、国民年金だと令和3年度末の時点で平均月額5万6千円、厚生年金の平均は14万4千円となっており、いくらか不足分が発生すれば自分で用意しなければなりません。
出典:総務省|家計調査報告 2023年(令和5年)平均結果の概要 p18,19 厚生労働省年金局|令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況 p10,19
退職金がない
フリーターには退職金がありません。
退職金は支給しなければならないという法律的な義務はなく、会社によって異なります。ですが、正社員であれば退職金があるところがほとんどでしょう。
退職金があるかどうかは、会社の就業規則や求人情報を確認しておくことが大事です。フリーターでも、退職金のある会社もありますが、寸志程度になることが多いようです。
銀行に預けていてもお金は増えない
銀行に預けていても資産は増えません。なぜなら、日本円というのは金利はずっと右肩下がりで、貯金していてもほとんどメリットがないからです。
例として、2024年8月9日時点の三菱UFJ銀行の普通貯金の金利は、0.02%となっています。参考:三菱UFJ銀行|円預金金利
つまり、100万円を三菱UFJ銀行に貯金していても、1年間で200円しか増えないということです。これでは金利で資産を増やすことなど、到底できないでしょう。
フリーターでも投資はできる
結論として、投資は資格がなくても始められます。必要なのは資金と知識です。カリスマ投資家のテスタさんは、フリーターから投資を始めて多額の資産を築き上げられています。
学歴も特に関係ないので、興味がある人はまずネットや本で投資について勉強してみるといいでしょう。
僕が20代の時に出会った人に、小学校卒業の学歴のみで建築の仕事をしていた男性がいるのですが、株の取引でマイホームを購入したと言っていました。株券も見せてもらったことがあります。投資を始めるのに学歴は関係ありません!
貯金におすすめなのはリゾートバイト
まずは、投資に使う資金を貯めないといけませんよね。「それが難しいんだよ!」という方もいらっしゃるでしょう。
フリーターの方で貯金を貯めるのにおすすめなのが、リゾートバイトです。
リゾートバイトのいいところは、観光地域に滞在しながら、貯金ができることです。条件のいいところだと家賃や光熱費、食費まで無料で、給料をほぼそのまま貯金できるところもあるでしょう。
こういった働き方は、正社員として就職した人ではできません。フリーターだからこそできる特権なのです。
現在しているアルバイトを続けたい場合は、節約してそのまま貯金に回しましょう。貯金のコツは「毎月決めた額を初めから貯金しておくこと」です。初めから決めた額を口座に残しておくと、ほぼ強制的に貯金ができるので、オススメです。
フリーターにおすすめの投資方法3選
フリーターにおすすめなのは、資金が少なくてもできる投資方法です。おすすめの方法を3つご紹介します。
- 仮想通貨
- 株式投資
- FX
順番にみていきましょう。
仮想通貨
仮想通貨は「ブロックチェーン」という技術を使ったインターネット上のお金のことです。詳しく知りたい方は、以下の記事を見てください。
仮想通貨は、伸びしろが大きく期待できます。おすすめはビットコイン一択です。この記事を書いている現在は、2024年9月ですが、今から参入しても値上がりする可能性は十分あるといえるでしょう。
チャートの値動きを見ると、大きい価格上下をしていますが、長期的にみると右肩上がりに価格が上がっています。
購入し、値上がりした時点で売却(日本円に戻す)すれば、買った時との差額が利益になります。数百円単位から購入できるため、資金が少ない方でも気軽に始められます。
また、購入した仮想通貨を使ってNFTを売買したり、ブロックチェーンゲームで別の仮想通貨を稼ぐなど、値上がり益を狙う以外にも資産を増やすチャンスがあるのが仮想通貨のメリットです。
仮想通貨を購入するには、国内でも有名なコインチェックがおすすめです。
株式投資
二つめは、株に投資する方法です。株で利益を得るには、以下のようなやり方があります。
- 売却益で稼ぐ
- 配当金で稼ぐ
それぞれ解説しましょう。
ひとつめの売却益で稼ぐのはシンプルな方法です。株を購入し、値上がりしたタイミングで売却すれば差額が利益となります。
株の取引で資産を築いた人としては、テスタさんやマサニーさんが有名です。テスタさんは元手300万円から株式投資を始めて、累計利益は80億円を突破されています。株式投資には夢がありますね!
株の購入には大手取引所のSBI証券や、楽天証券がおすすめです。
ふたつめの配当金で稼ぐ方法は、株式保有に対する配当金で利益を得る方法です。株式を持っているだけで利益を得られるため、手間がかからないのが魅力です。
ただし、配当金が分配されるかは企業の業績によるところも大きく、配当が多いところでも年間で5%前後となっていることから、資産を増やすためには多くの資金を投入する必要がありますね。
国が推奨しているNISA制度を利用すれば、株で得た利益に対して大きく節税できますよ。
FX
3つめは、FXで稼ぐ方法です。
FX(Foreign Exchange)とは「外国為替証拠金取引」のことで、わかりやすくいうと外貨を交換して、差額の利益を得る方法です。有名な人では、BNFさんや与沢翼さんがFXで多額の資産を築かれています。
例えば、1ドル=140円のときに10ドルを購入したとします(1400円分のドル)。通貨の価値は、そのときの状況によって変動しています。そして1ドルの価値が150円になったとします。そのとき持っている10ドルを売却して、日本円に戻すと1500円になります。すると100円の差額が出ます。これがFXで利益を得る仕組みです。
簡単に聞こえるかもしれませんが、通貨の価値は上がるばかりではなく下がることもあります。FXで利益を得るには、通貨の国の情報やチャートの値動きなどを分析できるように勉強が必要になるでしょう。
FXの取引所では、SBI FXトレードが有名です。
注意点
どの投資方法についてもいえることですが、大前提として余剰資金で取り組むことが大切です。投資は元金が保証されているものではありませんので、資産がマイナスになることもあります。
もし生活に必要なお金を投資に使ってしまうと、最悪生活が破綻するリスクがあります。したがって、なくなっても困らない余裕資金での投資が大切です。
若いうちから投資を始めたほうが有利!
投資には学歴や資格は必要ありません。投入するお金さえあれば、誰でも始めることができます。資産を増やすには勉強が必要ですが、継続して経験を積むことで労働収入とは違った形の収入を得ることも可能です。
ただお金を貯金して、眠らせておくのではもったいありません。投資はものによっては、数百円〜数千円からでも始めることができ、早くから取り組むほうが資産が増える効果も大きくなります。今からでも少しずつ勉強して、積み立ての投資を始めてみるのもいいのではないでしょうか。