Web3のSNS「Distrikt」の始め方
DistriktってどんなSNSなのかな?
どうやって始めるの?
お金が稼げるの?
こういった疑問にお答えします。
この記事を見ながら一緒にやってもらえれば、誰でもDistriktの内容がわかり、始めることができますよ!
Distriktとは?
一言でいうと分散型のSNSです。
公式サイト | Distrikt |
運営団体 | Open Internet Foundation(スイスの非営利組織) |
ブロックチェーン | ICP |
目的 | ユーザー自身で管理できるプラットフォームを作ること |
トークン | DKT |
「ICP(インターネットコンピューター)」というブロックチェーンを使って作られています。ここが従来のSNSと違うところです。
ICPを使ったプロジェクトは他にもあり、こちらから一覧を確認できます。
Disriktのメリットとデメリット
メリット
・無料で使える
・広告が表示されない
一番の魅力は広告が表示されないところでしょう。
また、初期投資などが必要なく無料で使えるところも魅力です。
デメリット
・英語しかないので読みにくい
・読み込みが遅い
・ユーザー数が少ない
基本的に英語なので苦手な方にはそもそも意味がわかりません(笑)。
僕も英語は読めないので翻訳アプリを使っています。
また、読み込みが結構遅いところも地味にストレスです。
NFTとトークンの稼ぎ方
NFT
DistriktのNFTは初期の頃にエアドロップ(無料配布)でユーザーに配られたことがあるようです。
「有料でもいいから欲しい!」という方はマーケットプレイス(Yumi)でも購入できます。
ブロックチェーンを使ったコミュニティではアクティブなユーザーに優先的にNFTやトークンがまわる事があるので、活発にプラットフォームを利用しているとチャンスが巡ってくるかもしれません。
トークン
Distriktで使われるトークンは「DKT」といいますが、現時点ではまだ実装されていません。
稼ぎ方としてはDistriktで投稿、いいね、コメントなどをすることで貰えるポイントと交換したり、ステーキングによって報酬を得るという形で獲得できるようです。
Disriktの将来性
現時点はまだユーザー数はそれほど多くありません。
ただ、X(Twitter)やInstagramでアカウントをBAN(禁止)される事例もあり、そういうのが苦手な方、自分の管理で自由にSNSをしたいユーザーは今後増えていくことも考えられます。
公式サイトでは2024年までのロードマップも公開されています。
Disriktの始め方
ここまで読んで「興味があるから使ってみたい!」という方はDistriktを登録して使ってみましょう!
まずは公式サイトにログインします。
「Get started!」をクリックします。
新しくアカウントを作るので「Sign Up」をクリックします。
「Create Internet Identity」をクリックします。
「Create Passkey」をクリックします。
「iCloudキーチェーン」を有効にします(USBセキュリティキーを使った方法もありますが、別途機器が必要なので今回はこの方法で設定します)。
「このiPhoneを同期」をオンにします。
デバイスによってFace IDやTouch IDを設定します。
画面に出てきた文字を入力して「Next」をクリックします。
Internet Identityという7桁の数字が発行されますので、忘れないようにメモ等に控えておきましょう。
メモが終わったら「I saved it,continue」をクリックします。
次にユーザー名と表示名を決めます。
ユーザー名は一度決めたら後から変更できないので注意しましょう。表示名は後からでも変更が可能です。
入力が終わったら利用規約のチェックボックスにチェックを入れて、「Let’s Start」をクリックします。
画面に出てきた数式の答えを入力して、「Submit」をクリックします。
これでDistriktの画面に入りました。
ですが、先ほど初めてInternet Identityを発行した人はシードフレーズを保管する必要があるので、一旦ログアウトします。
シードフレーズは、デバイスが故障したり紛失したりした時にアカウントを復元するのに必要になります。
左上の メニューから、Settingsをクリック。
「Log out」をクリックします(Delete Accountをクリックするとアカウント削除の方に進むので注意!!)。
ログアウト後、上記の画面から今度は「Login」をクリックします。
先ほどの7桁のInternet Identityを入力して、「Continue」をクリック。
シードフレーズを発行します。
「Create Recovery Phrase」をクリック。
計25個のシードフレーズが発行されるので、大事に控えておきましょう。
運営組織は僕たちのシードフレーズを知らないため再発行ができません。
ハッキング対策のため、パソコンやスマホではなくメモ帳などのオフラインのものに残しておくのがオススメです。
メモが終わったら、次に進みます。
空欄の入力を求められるので、先ほど控えたシードフレーズを打ち込みます。入力したら「Finish」をクリックします。
以上で登録は完了です!
後は自分の好きなことを投稿したり、人の投稿を見に行ったりしてみましょう。
お疲れ様でした。
まとめ
Distriktはユーザ主体の自由な管理を目指した新しいプラットフォームです。
まだ使っている人は少ないですが、Web3の世界を体験できるので興味のある方はぜひ触ってみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。